非認知能力を育む遊び
近年、子どもたちに豊かな将来を送ってもらうために必要な力と言われる「非認知能力」への関心が高まっています。非認知能力の基礎は、幼児期の保育や過ごし方が大切とされており、具体的に大人は子どもにどのような接し方が必要なのでしょうか。
非認知能力を高めるのに最適な遊び方や環境の作り方について、愛知県名古屋市緑区にあるプリスクール「SukuSuku English Preschool」が説明いたします。
目次
非認知能力とは
非認知能力とは、生きていくために必要な能力ともいわれる人格を形成する内面的な能力のことです。これまでの保育は、IQやテストのような数値化して評価できる能力「認知能力」の必要性が求められていましたが、自己肯定感や思いやりなどの数値化できない能力を幼児期に育むことも将来的な生きる能力に良い影響を与えられるといわれています。
非認知能力の概要や具体的な能力に関する一例は、こちらのページでも詳しく説明しています。
ご興味のある方はぜひご覧ください。
非認知能力の概要や具体的な能力に関する一例は、こちらのページでも詳しく説明しています。
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非認知能力を鍛えるコツ
非認知能力は遊びや成功体験を通して育まれることが分かっており、活発に体を動かし、能動的に行動するようになる幼児期が基礎づくりに適しています。そのため、非認知能力向上に適した環境や大人が子どもたちとどのように接するべきなのかを理解しておく必要があります。非認知能力を鍛えるための子どもたちとの接し方について説明します。
自主的に遊ぶ選択ができるように
大人は子どもの遊びについ口を出して関与してしまいがちですが、子どもが主体的に行動できるように見守り、最小限の関わりに留めましょう。
子どもたちは興味を持ったことであれば、自ら行動しようという意欲を駆られ、「もっと楽しむにはどうすれば良いか」ということを考えてくれます。自らで考えた「やりたい」を実現できるような環境を作ってあげましょう。
考えがまとまりそうにない場合、選択させることも大切です。大人が答えや考えを決めつけるのではなく、選択肢を与え、そこから考えさせることでも非認知能力は育めます。例えば、遊びだけでなく今日着ていく服装を考えさせるなど、日常的に考えさせる機会を与えてみましょう。
積極的に褒めて、自己肯定感を高める
非認知能力を高めるには、自己肯定感が重要です。日本の子どもは海外と比べ、自己肯定感が低いといわれており、大人の接し方によって自己肯定感は大きくかわります。「やってはダメ、それじゃない」といったような否定的な言葉はなるべく減らし、子どもたちの行動を褒める言葉で声をかけてあげましょう。
例えば、注意する際はダメという言葉を「こっちの方がいいんじゃない?」というような言葉に変えるだけでも、積極性を失わずに行動を変えることができます。
例えば、注意する際はダメという言葉を「こっちの方がいいんじゃない?」というような言葉に変えるだけでも、積極性を失わずに行動を変えることができます。
安心感と安全に遊べる環境
子どもたちが思いっきり遊ぶには、安心感がないとできません。安心感とは愛情を持って見守られているかが大切です。守るとは視線だけでなく言葉でも表現できます。「大好きだよ、いつでもそばにいるよ」といった言葉を口に出して愛情を直接伝えてあげましょう。
また安全に遊べる環境への配慮は常に心がけましょう。子どもたちの行動を予測し、危険になりそうな場所や物はなるべく減らしておけば、「やってはダメ」といった否定的な注意もなくなり、子どもも親もストレスなく過ごせます。
非認知能力が身につく遊びの一例
非認知能力を身につけるには遊びが大切と説明しましたが、それでは具体的にどのような遊びを行えば良いのでしょうか。ここからは非認知能力を高めるのに適した遊びの一例をご紹介します。
絵本の読み聞かせ
絵本の読み聞かせは子どもの想像力を育てるのに効果的とされています。絵本は動画やテレビとは違い、登場人物がどんな動きや声をしているのかが分からないので、子どもたちは想像して世界観を補完しています。
想像の仕方は頭の中で考えたり、なりきって声に出したりさまざまな形で表現してきます。また想像する内容も十人十色なので、子どもならではの発想をそれぞれ褒めてあげてください。
ごっこ遊び
想像力を鍛えるには、ごっこ遊びも最適です。ヒーローやおままごとなど人物になりきって遊ぶことで、好奇心を刺激しさまざまなことにチャレンジしようとする可能性も育めます。
またごっこ遊びは、想像力だけでなく社会性やコミュニケーション能力を身につけるのにも最適です。真似をする対象は大人が決めるのではなく、子どもたちがやりたいことを優先させてあげましょう。子どもが決めたごっこを一緒に楽しんであげるのもおすすめです。
自然遊び/公園遊び
季節や天候によって日々変化する自然との触れあいは子どもたちの好奇心を刺激するのに最適な遊びのひとつです。自然には、「なぜ葉っぱの色は変化するの?」「石の形は一つ一つ違うの?」など、子どもたちが疑問に思い自ら考えようとする機会が非常に多いのです。目で見たり、匂いを嗅いだり、触ってみたり五感を使ってたくさんの刺激を与えてあげましょう。
自然との触れあいは特別な場所に行くだけでなく、日々遊ぶ公園のなかでも見つけられます。公園には遊具もあり、遊具にはさまざまな能力を高めるための特性を持っています。例えば、鉄棒では逆上がりを成功するための体力や努力する力を身につけられます。安全面に十分配慮した上で、子どもたちの成長を見守ってあげましょう。
自然との触れあいは特別な場所に行くだけでなく、日々遊ぶ公園のなかでも見つけられます。公園には遊具もあり、遊具にはさまざまな能力を高めるための特性を持っています。例えば、鉄棒では逆上がりを成功するための体力や努力する力を身につけられます。安全面に十分配慮した上で、子どもたちの成長を見守ってあげましょう。
積み木遊び
積み木は、想像力だけでなく、考えた形を実現するための創造力も育めます。また完成までの道のりで積み上げる際に粘り強く努力しようとする忍耐力や自制心も同時に身につけられます。一人で遊ぶこともできますし、友だちと一緒に遊べばコミュニケーション能力も養えるため非認知能力の向上に最適です。
カラフルなものからシンプルなものなど既製品の積み木でも良いですし、紙コップや段ボールなどで代用するなど、さまざまな積み木を用意してあげましょう。
非認知能力の保育カリキュラムを取り入れている
名古屋市緑区のプリスクール「SukuSuku English Preschool」
今回は非認知能力の育むための具体的な遊びについて説明いたしました。
愛知県名古屋市緑区にあるプリスクール「SukuSuku English Preschool 浦里」では、英語100%の環境の中で非認知能力を育むカリキュラムを積極的に導入しています。
オープンスクールや個別相談会なども実施していますので、お気軽にご相談ください。
当園にご興味のある保護者様は、以下の電話番号やメールフォームから、ぜひ見学・オープンスクールへお気軽にお申込みください。
TEL.052-623-6780
受付時間:10:00~17:00(平日のみ)