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スタッフブログ

いのちのレッスン

2021-12-10
食育の一環として、魚を知ることはもちろん、命をいただく大切さを知り、関わっている人たちへの感謝の気持ちを育てることを目的として、Vines(4歳児)とBlossoms(5歳児)クラスの子どもたちを対象に毎年1回行う【いのちのレッスン】。
いのちのレッスンでは、実際に60cmほどの大きさのブリを園の調理師さんにクラスルームでさばいてもらうのですが、実演を見る前に、先ずはブリの特徴を知ることから始めます。《ブリが群れで生活をすることや、出世魚であること、栄養価の高い魚で良質なたんぱく質やビタミンなどが含まれていること、大きなものだと80cmにもなることなど。》

次に魚が私たちの食卓へ運ばれてくるまでの工程についてです。
生産者➨加工・冷蔵業者又は生産地の卸売市場➨商社や卸売市場へ。その後、小売店やスーパーマーケットなどの店頭に並ぶこと。そして、魚を食べる時に骨がないのは加工や調理をする前に取り除いてくれている方たちがいることなど、私たちが実際に口にするまでに多くの人たちが関わっていることを学びます。
ブリの特徴や口にするまでの工程を学んだ後は、園の調理師さんによる実演です。

調理師さんは一つひとつの部位を説明しながら、ゆっくり丁寧に子どもたちの前でブリをさばきます。
子どもたちは時折「すごい!」、「硬くて切るのが大変そう。」、「魚の匂い・・」など、それぞれ感想をつぶやきながら真剣な眼差しで調理師さんの手さばきに見入っていました。
ブリを各部位に切り分けると、調理師さんがそれぞれの臓器の役割などを子どもたちに細かく説明をしてくれました。
説明を聞きながら子どもたちは切り分けられた部位に実際に触れたり、匂いを嗅いだりと、ここでしか得られない貴重な体験をすることが出来ました。


いのちのレッスンを通して、たくさんのことを学んだ子どもたち。
これからも自分たちが口にしているものには、いのちがあり、生産・加工・調理などに多くの人が関わっていることを思い出し、感謝の気持ちを忘れず【食】を大切にしてほしいと願っています。
株式会社あんじゅ
SukuSuku English Preschool 浦里
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